森の響(もりのおと)

 

愛知県日進市米野木町

     南山973-13

Tel / Fax

     0561-73-8763

 

10時~18時

毎週火曜・第3水曜定休

席数 36席

駐車場 36台

店内全て禁煙

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 (10時~18時)

■5月のコンサート‐2016

このイベントは終了致しました

津森久美子:ファド歌手

高橋 誠:ジプシー・ジャズ・ヴァイオリン

上川 保:ギターラ(ポルトガル・ギター)

水谷和大:ヴィオラ(ギター)

 

【予定演奏曲】

・王子

・ムーア人のミント

・難船

・Fad pecincha

・神の許しを    他

 

 

5月31日(火)

①昼の部 14:00~

②夜の部 18:30~

3,000円(ケーキ・ドリンク付き)

 

 

 

大海原をポルトガル船がすすみ、

 大陸をジプシーがかけめぐる、

 町では人々が愛を歌う。」 

 

 

今回はそんな光景が頭をよぎるようなコンサート。

昨年に引き続いて2回目の企画。

 

ポルトガル人の心の歌『ファド』。

哀愁と物悲しさとどことなく懐かしさを秘めた異国情緒に溢れた歌。

 

かつて大航海時代に新大陸を目指して男たちは海へと旅立った。

町に残された女たちは男たちの無事を祈り愛を歌う。

そういう歴史的な過去がこの『ファド』を作り出したのだろう。

ポルトガル語では『ファド』とは『人生』そのものという意味だそうだ。いかにポルトガルの人の心深から愛され育まれたかが分かる。

 

 

「これ全てファド(人生)」

 

 

人生には色々なことが起こる。でもそれを含めて全てが人生そのものなんだと。辛いことがあってもそれを受け止めて引き連れて人生を歩んで行こう。それがポルトガル人のナショナリズム。

この受け入れる姿勢は日本人にも共通するところがある。

だから日本人の心にファドが届きやすいのか。

 

 

通常ファドとは Casa do fado と言われるレストランで夜な夜な演奏される。

『ファディスタ』と言われる歌い手と

『ギターラ』(ポルトガル・ギター)の合いの手

『ヴィオラ』(ギター)の伴奏でマイクなど使わずに演奏される。

 

爪弾かれるギターと魂を込めた『人生』の歌を間近に体感できる。

 

 

一方、ジプシーはインドあたりがルーツと言われており、トルコを越え東ヨーロッパへ、そして西はスペイン 北はロシアへとロマ族が人種差別、迫害、孤独など幾つもの悲しみを乗り越えながら大陸を旅したことから広い範囲へ広まったとされる。

音楽の技術や演奏スタイル、曲調など各地で様々な音楽に影響を与えたロマの音楽は未だに多くの音楽や演奏家、作曲家に影響を与え続けています。

 

 

そのジプシーの音楽を演奏するヴァイオリニスト 高橋 誠がファドとコラボレーションする。

ジプイーとジャズを融合したような素晴らしい演奏をする超人気ヴァイオリニストである。

 

 

ヨーロッパの大陸を西へと大移動する歴史を感じる音楽の融合が繰り広げられます。  

滅多にない共演、この音楽の融合の瞬間の目撃者になりせんか。

どうぞ、お見逃しなく。

 

 

 

ご予約はこちら>>

 

津森久美子

1980年生まれ。

 

舞台女優を経て、2003年よりポルトガル音楽「ファド」を歌い始める。

2005年6月ポルトガル・リスボンへ渡り、ファド界の重鎮アントニオ・パレイラに指導を受けるとともに、リスボン各地で歌う機会を得、Casa do fado(ファドが演奏されるレストラン)の一流店「Velho Páteo de Sant'Ana」でレギュラー出演を果たす。

2007年2月、ファ-ストアルバム「flor」をリリース。

2008年10月から再びリスボンに住み、国立リスボン大学にてポルトガル語を学びながら、現地でファド修行を行う。

 

ホームグラウンドである名店「Velho Páteo de Sant'Ana」で再びレギュラー出演する他、リスボンをはじめ、ポルトやアヴェイロなどの遠方でも歌う機会を得、現地アーティストたちと交流を重ねる。

 

また、テレビ・ラジオ・新聞・雑誌などの現地メディアにも取り上げられ、高い評価を受ける。2009年6月、現地ギタリストたちとセカンドアルバム「Cheira a Lisboa」をレコーディング後、帰国。

 

その後もリスボンを訪れながら、日本各地で現地の香り高いライブを行っている。

ポルトガル語で歌う前に日本語で歌詞を語るスタイルが、ファドを初めて聴く人にも好評を得ている。

 

 

津森久美子オフィシャルウェブサイト >>

高橋 誠

「ヨーロッパ各地に点在するジプシー音楽、ルーツはインドと言われており、トルコを越え東ヨーロッパへ、そして西はスペイン 北はロシアへ。 彼達(ロマ族)は人種差別、迫害、孤独など幾つもの悲しみを乗り越え大陸を旅する。

クラシックでの高いテクニック、ジャズでの即興性を兼ね備え、ジプシー音楽の情熱と悲しみ、そして希望を表現する。」  

 

その独自なバンドスタイルと高い音楽性で注目され、各地のフェスティバルなどに出演している。

オリジナル作品「サバーチカ(子犬)」はParisの演劇祭でも使われるなど、その音楽性は高く評価され、 即興音楽等も数多く取り入れジャズやジプシー音楽、タンゴ、フラメンコ、シャンソン、ポピュラー音楽など、ジャンルにとらわれないスタイルを持ち味する。

 

フランスのジャズ(ジプシースウィングジャズやミュゼット等、) 等のジャズフェスティバルや、数多くのイベント、CD録音のサポートとしても全国各地で活躍中。

 

主な活動として 

2009年 12月からYAMAHAのデモンストレーションとしてライブ映像が世界中で放映される。

帝国ホテル 「Imperial Jazz Special 120」 出演

河村隆一 「Tour2011“GREATEST VOICE”~魂の叫び~」

2011エンタテインメント・バレエダンスアートショー!!西島千博が舞台出演 『BOYZ BALLET FANTASY』 出演

また、演奏活動の他に作曲、編曲活動にも積極的に取り組んでいる。

中部日本放送局(CBC)イメージソング「Love Power Dream」、「Sleeping Beauty」 etc...  

2009年にはParisの「Cafe de Paris」でライブを成功させるなど、 テレビ、ラジオ出演も数多く今後の活動がますます期待されるアーティスト。 

 

 

高橋 誠オフィシャルウェブサイト >>

上川 保

日本では数少ないポルトガル・ギター奏者。

 

二十歳の頃からプロギタリストとして活動開始。ジャズ,ブルース,ラテン,フォルクローレ,シャンソン,歌謡曲,ポップス,ファドとジャンルを超えて演奏を展開。

特に唄の伴奏には定評がある。

 

本場リシュボアにてポルトガルギターの名手、アントニオ・シャイーニョ氏に師事。

クラシック・ギターは江間常夫氏に師事。

 

村田英雄,田端義男,ウィリー沖山,舟木一夫,高橋英樹,バーブ佐竹,デューク・エイセス,ボニー・ジャックス,大川栄策,にしきのあきら,美川憲一,しぶがき隊,大津美子,五月みどり,中村美津子,平山ミキ,天童よしみ,石川さゆり,小泉今日子などの伴奏経験を持つ。ピアニスト秋満 義孝と共演。

 

アメリカ人ジャズ歌手サンディ・ブレア率いるグループ、マザー・シップに参加、彼女の主宰するゴスペルグループ、タッチ・オブ・ラヴとの活動。関西GSの雄、リンド・アンド・リンダースのリード・ヴォーカル、加賀テツヤ氏との活動は氏の亡くなるまで続く。

 

現在、大阪芸術大学、関西ジャズ・スクールにて講師を務める。アゼリア・ジャズ・オーケストラ、レギュラー・ギタリスト。

水谷和大

北九州市生まれ 

18才よりギターをはじめる

高校卒業後、クラシックギターを 永島志基・原善伸 大学で、佐野健二・故大西慶邦・柴田健 の各氏に師事。

在学中、第28回日本ギターコンクール・アンサンブル部門にて1位及び読売賞を受賞。

大学卒業後、リスボンのファド博物館にて フランシスコ・ゴンサルベス氏に、またVelho Páteo de Sant'Anaでは ギリェルメ・カルヴァリャイス氏に師事。

 

日本人として初めて、専門的にファドのヴィオラ(ポルトガル語で「ギター」の意)を学ぶ。